普通預金が最強
銀行の口座は、普通預金の口座だけで十分です。
普通預金のほかにも、
定期預金、外貨普通預金、外貨定期預金、円仕組預金、外貨型仕組預金、貯蓄預金、当座預金、積立預金、納税貯蓄預金……
銀行の口座は無駄に種類が多いです。
定期預金などの方が利率が良いなどといった理由で開設する人もいるでしょうが、
銀行のサービスは、お金を守る という面で銀行のサービスは一部を除き優秀ですが、
お金を増やす という観点から見るとどれも不適当です。
無駄にいろいろと口座を開設しても管理する手間が増えるだけです。
普通預金の利息について
バブル時の高金利、その後の0金利政策のように金利も変動しますが、
銀行も商売ですので、自分が不利になるような商品設計はしません。
普通預金 | 新生銀行 | 三井住友 | 三菱東京UFJ | じぶん銀行 | オリックス銀行 | ソニー銀行 |
利息 | 0.01% | 0.02% | 0.02% | 0.02% | 0.02% | 0.02% |
※新生銀行も1,000万円を超える大口なら 0.02% の金利を出してくれます。
普通預金 | 新生銀行 | ソニー銀行 |
外貨 | 米ドル | 豪ドル | NZドル | 米ドル | 豪ドル | NZドル |
利息 | 0.01% | 0.40% | 0.40% | 0.05% | 0.50% | 1.00% |
元本保証という面では優秀ですので、
投資によるリスク よりも 物価上昇による資産の目減りの方が低リスクという判断なら
銀行の預金に頼るのも有用な選択肢の1つです。
全財産を預金で運用するのは、
全財産を株式などの投資で運用するよりも、よほど賢い選択でしょう。
なお、外貨預金については絶対に使わないようにしてください。
一見すると物凄くお得に見えるでしょうが、他国との政策金利の差を考慮すると物凄いぼったくりである事が判ります。
※平成 27 年 3 月 6 日時点
日本の平成 27 年 2 月の政策金利は 0.1%、公定歩合の名称は現在廃止され、基準割引率および基準貸付利率となっています。
米国の政策金利は 0.25%、オーストラリアは 2.25%、ニュージーランドは 3.50%……
外貨の普通預金の金利、ほんとはこれ位貰えなきゃおかしいんですがねぇ、どうなってるんでしょうねぇ……
さらに言うと外貨預金は課税関係の面でも不利です。
何故ならば、預金利子の源泉徴収がある上、円貨に両替したときの為替差損益も課税対象になってくるためです。
利益が出るならいいが、損失が出た場合、年金とかの雑所得がなく損益通算できないといった問題がある。
また、ペイオフ(預金保護)の対象外ですので元本保証もないっすよ!
銀行の口座について
ネットで調べると様々な金融機関が出てきます。
どこもかしこも低金利、銀行選びは金利よりも利便性や安全性を重視した方がいいです。
駅の近くに支店 や ATMがある三井住友銀行 や 三菱東京UFJ銀行が無難でしょう。
預金保護の対象となる銀行口座
普通預金:利便性・安全性の面で最強の口座。
総合口座:普通預金や定期、口座貸越などいろいろなサービスが付帯された口座。
貯蓄口座:普通預金よりも利子がよく、定期預金よりも解約しやすい。
積立定期:毎月一定額を積み立てていく定期預金。
定期預金:普通預金よりも利子がいいが、中途解約すると利子が目減りする。
円仕組型:定期よりも利率が良い口座です! 満期 や 解約などにおいての決定権が金融機関に移ります。
当座預金:決済用口座、小切手の振り出し可、当座貸越可、さらには1,000万円超の部分も預金保護の対象、利子はない。
納税貯蓄:利子がよく、さらに利子部分に税金がかからない最強口座だが、利便性が悪い。
預金保護の対象にならない銀行口座
外貨普通:利子が酷い、為替手数料のTTS、TTBもあるし、税制面でも駄目となると良いとこなし。
外貨定期:5年もの位になって、ようやくまともな利子になる。
外貨仕組:高い利回りを握らされて、為替差益の権利放棄 と 為替リスクを背負わされる預金。
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銀行預金から投資へ
散財のすすめ : 私が購入した商品など……
投資商品と比べて、銀行の預金は大丈夫! ペイオフといった預金保護もあり、
銀行預金は 安心・安全
というイメージが強い商品になっています。
普通預金については利便性・安全性という点において何ら問題ないのですが、
定期預金、外貨預金、仕組預金はハッキリ言って地雷です。
まったくもってオススメできない、初心者殺しの商品設計となっております。
預金保険制度とは
金融機関が破綻した場合、預金者が保護される制度です。
通常ですと1,000万円 及び 利息部分の保護があるのですが、預金の種類によっては保護を受けられない場合があります。
ex1.当座預金など利子の付かない預金は1,000万円を越える部分も保護されます。
ex2.普通預金、定期預金、円仕組預金は預金保護の対象となります。
ex3.外貨預金 や 投資型仕組預金は預金保護の対象外となります。